夏の終わり

今年の甲子園はちょっとした波乱が起こっていた。優勝候補だった愛工大名電済美が、2回戦にして姿を消した。

その2校を破ったのは、なんと甲子園初出場校!初回で愛工大名電、それに勝っても済美との対決というくじ運の悪さから、初回で消えると思いきや、勝ってしまった。それだけでも十二分に面白いが、この高校を調べるととんでもないドラマが明らかになった。私のつたない文章なぞより、以下の長崎新聞の記事を読んでいただきたい。

http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/2005/yakyuu/zenkoku/kikaku1/01.html

そしてその後トップページへ戻って、企画「創部50年目の夢舞台」を第5回まで読まれることをお薦めする(リンクが外れたらご容赦)。

私の出身校はスポーツ学校で、当然色んなところから生徒を集めていた。県代表なんてのは嘘っぱちなのは誰もが知る現状だ。それがこの清峰高校は地元民を育て上げたというから面白い。しかも練習道具が揃わず木を切り倒して練習したとか(どっかのスポーツ紙web)。ロッキーとかベストキッド並だ。誰かこの学校でドラマ作ってくれ。

今日はまた優勝候補(どこまでもくじ運が悪い)の大阪桐蔭戦。残念ながら負けてしまったが、ラストは息詰まるエース対決だった。最後まで見せてくれた清峰高校ナインに拍手を送りたい。