彼女の優しさ

私の住む街は住宅街で、スーパーがチャリ15分圏内にひしめいている。西友だのイーオンだのヨーカドーだの何だのかんだの、その他にも商店街があったり。それでどこも混んでいるからよくわからない。

悲劇はイーオンで起きた。私が本を買いに行くといったら、本を買ってもポイントがつくから、と言われ母にポイントカードを持たされた。本屋でポイントがつくとは初耳だったが、素直な私はレジでポイントカードを出した。するとレジの女性が固まった。

「あ、あのこちらでは使えないと思うのですけれど。」

ああ、やっぱり本屋は駄目じゃないか。わかりました、といってカードを受け取った私が固まった。ヨーカドーと書いてある・・・。ここはイーオン、これはヨーカドーのカードです、とか正しいことを言わずに、やんわりはぐらかしてくれて有難う。おかげで大勢の前で恥かかずにすんだよ。人の優しさを感じた午後*1だった。

*1:午前中は甲子園に夢中。清峰対名電は冷房効いた部屋で見てても熱くなるものがあった。